「星占いは当たらないのか」について、西洋占星術視点で考察してみた

みきです。

「西洋占星術を勉強しています」と言うと、結構な確率で言われるのが
「星占い、当たらないんだけど」という言葉。

「私、蟹座だけど全然家庭的じゃないよ」と、親しい先輩に言われて、なるほど!と思い当たるところがあったので。
「星占いはなぜ当たらないのか」について西洋占星術的視点から考察したいと思います。

なぜ「星占いは当たらない」のか

「星占い」が当たらないと言われる理由を考えたら、こんな感じかなと。

「星占い」が当たらない理由
  • 星占いは、一部(太陽)しか見ていないから
  • 人間は、一面ではなく多面性の持ち主だから
  • 他人から言われる印象=自分だと思っているから
  • 生まれた時期によっては正反対の性質も入ってくるから
  • 25歳以下だから
  • そもそも、当てるものではないから
オスカル
オスカル

え?太陽を使う?どゆこと??

こつめ
こつめ

「そもそも当てるものじゃない」って、それ言ったら終わりじゃね?

みき
みき

あはは。そう思うのも無理ないよね。
順番に説明するね。

星占いは、一部(太陽)しか見ていないから

星占いと言えば、テレビ番組や雑誌で取り上げられているものを想像する人が多いのではないでしょうか。

それは、生まれた時に、太陽が何座にあったかで見ている簡易的な占いです。

こつめ
こつめ

むむむ??太陽が何座??意味不明

みき
みき

その時に、太陽と同じ位置にある星座という意味だよ。
中学理科で習う「黄道12星座」をベースに作られたものなの。

太陽星座とは

生まれたときの太陽の方向にある星座を「太陽星座」と呼んでいます。
(実際は太陽の光が強すぎて、星座自体は目に見えませんが)

黄道と黄道12星座について

中学理科の内容になりますが、地球は1年かけて太陽の周りを回って(=公転)います。
これを地球側から見ると、太陽が地球の周りを回っているように見えます。


この見かけ上の太陽の通り道を「黄道」と呼び、黄道上にある(ように見える)星座を「黄道12星座」と呼んでいます。

見かけ上、黄道12星座の間を太陽が約1か月かけて移動していくので、時期によって太陽の方向にある黄道12星座は変わります。

西洋占星術での「太陽星座」とは

西洋占星術では、この「黄道12星座」を利用して占っています。


太陽の通り道である黄道を12等分し、春分点を起点に黄道12星座のエリアを割り当てています。
このエリアを黄道12宮(12サイン)と呼んでいます。
(黄道のどの辺りに太陽や月があるかの位置を特定するための番地分けのようなイメージ)

そして、その時期太陽が通過しているように見えるエリアを「太陽星座」と呼んでいます。

オスカル
オスカル

黄道12星座と黄道12宮は別物なの??

みき
みき

そうなの。
西洋占星術でいう「〇〇座」というのは、星座ではなく、太陽の通り道を12分割した各エリアに、黄道12星座の名前を割り当てたものなんだよ。
だから「〇〇座」は「〇〇座エリア」を意味するの。

こつめ
こつめ

何でそんなややこしいことしてるの?
実際の星を見ればいいじゃん

みき
みき

それはね。地球の軸が”歳差運動”というコマの首振り運動みたいな動きをすることで、春分点が72年に1度ずつズレていく現象があるのを考慮したからなの。

こつめ
こつめ

春分点がズレる??

みき
みき

占星術では、春分点は牡羊座0度と決めているのだけど、実際の空では、春分点は2000年~2020年頃にかけて、魚座から水瓶座に移行中なんだよ。

西洋占星術が確立した時代(西暦100年代前半)は、春分点が牡羊座だったのですが、地球の歳差運動により、72年に1度ずつズレていき、今は魚座から水瓶座へ移行中。

その影響を考慮して、実際の星座ではなく太陽の通り道をエリア分割して占う、ということになったのです。

星占いと西洋占星術の違い

西洋占星術は、太陽星座の他に、月、水星、金星、火星など、全部で10天体を総合的に見て占っています。


それに対し、「星占い」で見ているのは「太陽星座」のみ

太陽星座は「自分で人生を切り開きたい欲求」「なりたい姿」を表すため西洋占星術でも一番大切な天体であることは確かなのですが、それだけだと片手落ち。
その人の一面しか読めていないのです。


つまり、太陽星座だけで占う「星占い」は、一部分だけしか見ていないので、「当たらない」と感じるのではないかと思います。

人間は、一面ではなく多面性の持ち主だから

その人らしさって、一面では語れないですよね。

  • 仕事の場など、オフィシャルな場で他人に見せる自分
  • 休日など、リラックスしている時の自分、
  • 恋したり、推し活でときめいている自分、
  • スポーツや勝負ごとに熱くなっている自分

など、シーンによって変わる様々な面があり、相互に絡まりあって「その人らしさ」が出来ていると思うんです。

ところが、「星占い」で扱うのは「太陽星座」のみ。
それが表すのは、「オフィシャルな場」での自分のみ。

その人の「オフィシャル」という面しか見ていないので、「なんか、星占いってしっくり来ないなぁ」と、思うのではないかと。

個人の持つ「欲求」を様々な角度から見る西洋占星術

一方、西洋占星術では太陽星座のほかに、月、水星、金星、火星など、全部で10天体を総合的に見て占っています。

その中でも、「月、水星、金星、太陽、火星」は「個人天体」と呼ばれ、人が持つ様々な欲求が、どのようなタイプなのかというのを読み解いています。
こんな感じに。

個人天体が意味する「欲求」
  • 月:リラックスしたい、安心したい
  • 水星:知りたい!興味を満たしたい!伝えたい!
  • 金星:うれしい!楽しい!大好き!(ドリカム?)
  • 太陽:自分の人生をクリエイトしたい!
  • 火星:それ、ちゃうで!No!を主張する力
みき
みき

セーラームーンのキャラ設定は、割と西洋占星術の天体の意味合いと合っていると思うわ♪

こつめ
こつめ

セーラームーン♡大好き♪
個人的にはセーラーマーキュリーが一番好き♪

みき
みき

セーラーマーキュリー、一番人気キャラみたいだよね♪
IQ高い頭脳派って所が、まさに知性を象徴する「水星」そのもの!

オスカル
オスカル
 

西洋占星術視点で見るセーラームーン!面白そう♪

ちなみに、セーラームーンで調べていたら、「セーラーネプチューン」が、超絶色っぽいのと
セーラーウラヌスが宝塚の男役っぽいのにびっくりしたみきでした。
(ある意味、天体の意味にめちゃくちゃ忠実なキャラ設定)

天体が纏まとう「サイン」でさらに細分化する「わたしらしさ」

素の自分、
オフィシャルな顔、
好きな事に没頭している顔、
好奇心のアンテナ、
譲れないものを守る闘志。
これらが、「どのような形で」顔を出すか。

というのは、月、水星、金星、太陽、火星が入っている「サイン(星座)」によって色付けが変わります。

月は、「リラックスしたときの素の自分」

たとえば、月は、「リラックスしたい」欲求を表すのですが、何をするとリラックスするのかは、月の入っているサイン(星座)によって変わります。

「人と他愛ない会話をすることがリラックス」(双子座)みたいな人もいれば
「一人でとことん趣味に没頭することがリラックス」(蠍座)という人もいる。

リラックス法だけでも12通りあるので、人は「1つの側面」では、計り知れないほど深いのです。

多面的に見るのが西洋占星術のホロスコープ

西洋占星術では、天体がどのサインに入っているかに加えて、

  • それぞれの天体同士がどんな関係か(アスペクト)
  • 入っている位置にどんな偏りがあるか
    (自分主体/他人主体、社会/プライベート)
  • 受動的・能動的のどちらが多いか(女性性/男性性)
  • 行動パターンはどんな感じか(活動/固定/柔軟)
  • 大切にしている価値観は何か(精神/物質/情報/感情)

など多面的な要素を組み合わせて見ているので、かなり多くの事が分かります。

それに対し、太陽星座だけ見ている「星占い」は「オフィシャルな姿」しか見ていないため
「当たらない」と思わるのかもしれないなぁと思っています。

他人から言われる印象=自分だと思っているから

自分の事は、自分では実はよくわからない、
自分の事を知りたい

という人は、割と多いのではないでしょうか。
ストレングスファインダーやエニアグラムといった自己分析ツールや、各種占いが人気なのも「自分を知りたいから」。

つまり、自分で自分の事をよく分かっていないからなのではないかと思っています。

「人から言われたキャラクター=自分のキャラクター」
と思っている人も少なくないんじゃないかなぁ・・・。

「あなたって、まじめだよね」
「ちょっと個性的だよね」
など、人から言われた印象が「星占い」での太陽星座のキャラクターと違うと、「星占い、当たらないじゃん!」ってなるわけですね。

他人から見た印象を表すのは「アセンダント」

ところが。

西洋占星術では、「本人が無意識に出している印象」アセンダント(略称ASC)というものが表していて、大半が太陽星座と異なる星座なのです。

アセンダント(ASC)とは

アセンダントとは、その人が誕生した瞬間に東の地平線を上っている星座のこと。
「おぎゃあ!」とこの世に誕生し、初めて呼吸した瞬間に、その人のいる場所に上がってきている星。

「その星座のような第一印象をまとわせる」(ペルソナ=仮面)
「無意識でその星座のような行動をする」
という事が読み取れるのです。

それが、太陽星座とキャラクターが違う星座だと、「星占いって当たらないじゃないか!」ってなるのではないかと。

アセンダントと太陽星座が違う例

たとえば上の図の場合、太陽星座は射手座、アセンダント(ASC)は蟹座かにざとなっています。

このケースでは、周囲からは、ASCアセンダントである「蟹座かにざっぽいキャラクター」と見られます。

蟹座かにざは、「共感で人とつながろうとする」性質があるため、「面倒見が良い」「親しみやすい」人と見られ、頼られたり慕われるため、それが自分のキャラクターと思う人も。

ところが、「星占い」では太陽星座のみ見る為太陽星座・射手座の「自由奔放さ」「遠く、高くを目指す」というキーワードがしっくり来いんですね。


結果「星占いって当たらないなー」って思ってしまうのではないでしょうか。
※アセンダントは、出生地と出生時間が分からないと割り出せません

太陽星座って結局何なのか

実は、太陽星座は「こう生きたい」という自発的な欲求なので、自分で意識して使わないとピンとこないと言われています。
その事も、「星占いって当たらない」と思われている要因なのかもしれません。

生まれた時期によっては正反対の性質も入ってくるから

西洋占星術では、その星座から数えて7番目の星座は正反対の性質を持っているという法則があります。

向かい合う星座の組み合わせ

牡羊座 ー 天秤座:自己主張が大事 vs 他人との協調が大事

牡牛座 ー 蠍座:ものが大事 vs 心が大事

双子座 ー 射手座:実用的知識 vs 抽象的知識(哲学)

蟹座 ー 山羊座 :身内第一 vs 社会第一

獅子座 ー 水瓶座 :称賛されたい vs みんな公平・平等でありたい

乙女座 ー 魚座 :超現実的、実用的 vs 見えない世界が大事

たとえば、蟹座ー山羊座ラインだとこんな感じ。
ちなみに、この丸い図は、天球図を平面に落とし込んだもので「ホロスコープ」と呼ばれています。

生まれた時期によっては「星座らしさ」が半減!?

その星座の最初の日から15日目までは、「その星座らしさ」をどんどん極めていきます。

ところが、途中で「その星座の弱点を克服するため、逆の要素を入れる」動きが生まれます。
(その星座の正反対側の星座の特徴が、弱点となる)

あえて真逆の性質を取り込むことで、「持っていない苦手とする課題」的な性質を学習し、より大人の成熟した性質に創り上げていく為です。

その「正反対の性質」が入ってくるのが、その星座の丁度中間位に生まれた人たち。

「星占い」(太陽星座のみ見ている占い)で言われている性質とは正反対の性質が入ってきて、「その星座らしさ」が打ち消されるため「なんか、星占い当たらない」と思うのではないかなと推察しています。

たとえば、「自分を中心にして世界を見る獅子座」に「客観的に世界を見る水瓶座」の影響が入ると、獅子座らしい、「自己アピール」する特性がなくなります。

そんな訳で。
その星座のスタート日から16日目~20日目位に生まれた人は「その星座らしさ」を反対の性質によって相殺され、その星座らしさが出にくくなるため、「なんだか、星占い当たらないんだけど、、」
と思うような、複雑な気持ちを抱く方も多いようです。

こつめ
こつめ

相反する性質を併せ持つって、幅が広くてカッコいい✨

みき
みき

激しく同意!!
その良さを無自覚な人が多い印象だから、もっと声を大にして言いたい!

余談。みきの場合

ちなみに、みきは山羊座21度(≒21日目)生まれ。
21度は、どの星座も「その星座度Max」と言われていて。
私は「山羊やぎ」してるタイプ。
なのでどうしても「それ、何の役に立つの?」って意識が強すぎて嫌なヤツになりがち💦


なので逆に、「だれからも親しまれて人気者」気質の蟹座がMixされるのは、正直羨ましい限りです。。

25歳以下だから

こつめ
こつめ

意味不明。若者蔑視反対!

みき
みき

ごめんごめん!!説明が足りなかったね💦
その年齢で発達する領域があるからなの。
詳しく説明するね!

太陽を使いやすい「年齢域」がある

西洋占星術で、その人を占う場合、主に太陽、月、水星、金星、火星という「個人の心理欲求」を司る天体を見てその人のキャラクターなどを見たりするのですが。

それぞれ、特にその領域を発達させる年齢があり、それを「天体の年齢域」と呼んでいます。
(木星、土星なども見ますが、ここでは割愛)

月なら、誕生から幼少期(小学校に上がる前まで)
水星は、小学校1年から中学3年位までの学童期
金星は、高校生から社会人の若手くらいまで(16歳~24歳)
に、その特性を発揮して使って活かしていきやすいという特性があります。

太陽を意識して使えるようになるのは社会に出て、何年か働き、少しずつ仕事を自分で考えて出来るようになる位の25歳から35歳頃。

就職して下っ端で、右も左も分からない頃を過ぎ、自分なりに「こうしたい」「こうなりたい」という目的意識が芽生る時期にあたります。

その方向に突き進むなり、「え?ここじゃ違くね?」と思って方向転換を模索したり、自分が「こう生きたい」というのを自覚する年齢になって初めて「太陽星座」を意図&意識して使えるようになるんです。

※ただし、自発的に使おうとしないと発動しないので、言われるがままに思考停止で生きていると、太陽を使えていない状態になります。

なので、それ以前の年齢だと圧倒的に経験不足&データ不足で太陽が使えていないため、太陽星座が示す特長、キーワードなどがピンとこないというのは、”あるある”なんですね。

とくに、水星星座が太陽星座と違う場合、小中学生だと「水星星座」の特質が強く出るので
親御さんが「なんか、星占い当たらない」と思ってしまうのかも?!

そもそも、当てるものではないから

「占い」というと、「当てるもの」という常識からすると「オイオイ。それを言っちゃぁ、おしまいよ」ってなるかもですが。

こつめ
こつめ

ホント、それな!

西洋占星術での出生時のホロスコープ(ネイタルチャート)は、「当てる」にフォーカスしていないと、みきは理解しています。

ホロスコープ(出生図)は「魂の設計図」

生まれた時の天体の配置を平面図に落とし込んだホロスコープは「ネイタルチャート」と呼ばれています。

ネイタルチャートは、「こう生きたい」と意図して、そのホロスコープになる瞬間を選んで生まれてきた「魂の設計図」というのを、「魂のブループリント」という本を読んで知り。
なんだか、深い納得と感動がありました。

「当てる」ための占いではなく、「自分がどう生きたいか」という可能性の種を見つける占い。
というのが、すごく、良いなぁと思った本です。

そういえば、子供の頃読んだ「青い鳥」という童話にそんな話あったかも

そう思って読み返してみたら、「未来の国」という、生まれる前の子供たちがいる章で
「生まれたらこういうことをするんだ!」と言い合っているシーンがあり、まさにそれが「魂の設計図」を話しているんだなぁ!と、 ビックリしました。
作者のメーテルリンクは、西洋占星術の知識があったのかも。

”9つの惑星の王”という、冥王星を想起させる人物も出てくるし。
(この王様は、太陽系の星の総同盟を作る!とのたまっておられました)

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みき
みき

ちなみに、私のアセンダント、射手座24度のサビアンシンボルは「家のドアにとまっている青い鳥」。なので愛着あるんです、青い鳥♪

オスカル
オスカル

サビアンシンボルって何?
吉川晃司のラビアンローズみたいなモノ?

みき
みき

昭和ネタ詳しいね(笑)私は吉川のアニキならモニカが好き♡←聞いてない
サビアンシンボルは、各星座1度ごとにイメージとして降りてきたキーワードのことなの。
星読みさんは、よくサビアンシンボルを使って占ってるんだよ。

サビアンシンボルの解説本といえば、コレが有名!
(ぶ厚くて高いけど💦)

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「当たるか」ではなく「どう星を使うか」だから

私が尊敬する西洋占星術の星読みの先生の決まり文句が
「星は使ってナンボ!」

最初は、「え?星を使う??どゆこと??」

と、脳内がハテナマークで埋め尽くされてましたが。

自分でも、西洋占星術を勉強していくと、その意味がだんだん分かるように。

要は。

「可能性の種」として、「こういう特徴があって、こういう場所で活かせますよ」という設計図を示しているのが「ホロスコープ」。

な・ん・だ・け・ど。

本人が、それを使わないと、せっかく「めっちゃ使うとハイパー伸びるのに」という良い芽が摘まれて、結果、詰むんですね。

逆(?)に
「めっちゃ苦手だから、逃げまくってる」ことにガッツリ取り組むことで、元々それが得意な人よりも、その分野のエキスパートになりそれが苦手な人の気持ちも分かり苦手からの克服方法も分かるから実はスペシャルボーナス☆彡マーベラスな天体(土星)もある。

でも、それを使わずに「やーん。。苦手。逃げちゃお♡」って逃げまくると、年を重ねるごとに、苦手意識が高まり、苦手ポイントに追われる日々となる。。とか。

「火星」を使えていないと

・いやがらせされる
・ストーカー被害に遭う
・DVに遭う

とか、ってことも、西洋占星術で言われています。
(逆に、自分の火星を意識して使うことで、これらが改善されるとも)

女性が得意な天体・ニガテな天体

女性は「リラックスしたい月」と「ワクワク大好きしたい金星」は使うのが得意と言われるのだけど。

「自分がこう生きたいから!」を推す太陽や「これは、絶対受け入れられないからNO!」という火星を
使うのが苦手とか、使えない人が多いそう。

特に、
「男性を立てない女はモテない」
「モテない女は価値がない(←負け犬の遠吠えという本が顕著に表してる)」
「結婚してないと肩身狭い」
という、昭和な価値観を、嫌というほど刷り込まれてきたアラフィフ世代

太陽や火星を発揮しようとすると、「女のくせに生意気」とか言われてしまう経験が多いから封印してたりする事、多いんじゃないかな。

会社内でも、「男性が上司」「女性はサポート」みたいな立場が当たり前な環境で過ごす時間が今のアラサー&アラフォー世代より圧倒的に長かった世代。

「角を立てては生き抜けない」と思って自分の「太陽」や「火星」といった「自主的・自発的に、自分の意思を主張する」のが苦手な人が多い印象があります。

だからこそ、「太陽星座」だけで見る「星占い」がしっくりこないんじゃないかなぁ。

新しい時代はすぐそこに来ている!

幸い、そんな化石な価値観を容赦なくぶっこわす冥王星が2023年6月に山羊座にカムバックしてるので。

次の水瓶座冥王星時代に持っていくにはふさわしくない、古くて不平等な価値観はスクラップされて更地にされると思います( *´艸`)
(あ、冥王星山羊座時代については、改めて書きます!)

まとめ!自分の可能性を信じたもん勝ち!ヒントは星がくれる!

色々書き散らかしてまとまっていないのですが。
「星占い」が当たらないと感じる人がいるのは、一番使うのが難しい「太陽星座」に焦点を当てた占いだから。だと思っています。

「西洋占星術」の本来の活用法は、太陽星座以外の10個の天体を意識して自分の可能性を信じて使う事。

「待ってるだけで引き寄せ♡」

なんて、ありえないけれど。

「意図して、その方向に意識と行動を向けて」たら真に「自分が生きたいと意図した引き寄せ」が
起こると思います。

その引き寄せに使う地図が、西洋占星術での「出生図」

出生図に秘められた、まだ磨かれない「自分だけの宝石」に気づいて、光を当て、時には、相反する課題に向き合い、研磨する。

そういう過程を経て「自分で自分の人生を切り開く」ことにつながるのではないかしら。

残念ながらまだ私は「五十にして天命を知る」境地には至らず。。
挫折を感じると、すぐに「どうせ、私は、ダメなんだ――😢」と、被害妄想沼に陥りがちなのだけど。

「どうせ、だめ」で生まれるものは何もない。
何十回も、そんなダメダメ・スパイラルを経験してるので。

「自分の持っている”可能性の種”」を信じて活用していこうと思って西洋占星術を学んでいます。

結論。


「星占いは当たらない?」への答えは
「当てるものじゃない。自分で使って活かすもの」

です。

長文お読みいただき、ありがとうございました!

おススメ本など

西洋占星術をもっと知りたいという方へはまついなつき先生の「しあわせ占星術」がわかりやすくて、とっかかりとしてはお勧めです♪

簡単にホロスコープを出してみたいという人は、こちらのサイトがおススメです。

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